熊本県の郷土料理🍜

 日々ご提供する食事献立の中で、時折“ご当地メニューの日”があります。今月の郷土料理のテーマは「熊本県」です!どんな料理を提供したのか、ブログをご覧の皆様にもご紹介いたします🙌

 メニューの中で熊本にちなんだものは「タイピーエン」と「高菜飯」の2品になります。

★タイピーエン 

 漢字で書くと「太平燕」で、由来は中国の福建省となります。明治時代に熊本に渡った華僑が故郷の料理をアレンジして作ったのが、タイピーエンの始まりと言われています。肉・魚介類・野菜等を春雨と合わせたスープで食べる料理で、長崎ちゃんぽんの中華麺が春雨に変わったものと言えばイメージが湧きやすいでしょうか?熊本県ではお店で提供されるだけでなく、学校給食でも出されており、地元で長く愛される郷土料理となっています。

☆高菜飯 

 阿蘇高菜を使用する熊本の代表的な郷土料理の1つで、一般の家庭でもよく食べられています。阿蘇高菜漬けを油炒めして味付けしてお米と混ぜることで、高菜漬けの塩加減がちょうど良い塩梅になります。阿蘇の家庭の味が熊本県内に広がり、今やすっかり熊本の名物となっています。

管理栄養士作のお品書き✨
ちなみに、チヂミと杏仁豆腐は熊本に関連している
訳ではありませんが、タイピーエンに高菜飯といった
メニューの雰囲気でチョイスされたそうです(笑)

 今回も管理栄養士による“おしながき”を用意し、皆様にご覧いただきました。特にタイピーエンは初めての方が多かったですが、お品書きを見ながら話に花が咲いていました🌺🌼。メニューの由来や込められた意味を知っておくと、食す気分も上々になります。食事は空腹を満たすことや栄養の補給だけではなく、心を満たすひと時でもありますよね~♪

 次回のご当地メニューもどうぞお楽しみに😃