重陽の節句🌾

 9月9日は五節句の1つ「重陽(ちょうよう)の節句」です。この節句は平安時代に中国から伝わり、江戸時代には庶民に親しまれるようになりました。しかしながら現代においては、子供の祝い行事として有名な“桃の節句”や“端午の節句”に比べると、どうも馴染みが薄く感じられます。とは言え、昔は旧暦の1年の締めくくりとして盛んに行われていた節句であり、命を尊び、健やかで幸せな日々が続くことを願う大切な日なのです。

 重陽の節句は菊を用いて不老長寿を願うことから、別名「菊の節句」とも呼ばれていることもあり、本日の昼食メニューはそれにちなんだものをご提供しました!古来より延寿の力があるとされる“菊”をはじめとして、栗・柿・秋鮭と秋の季節感溢れるラインナップとなりました。恒例となっている管理栄養士お手製のお品書きを見ながら、皆様喜んで召し上がっておられました😋

 今年の重陽の節句、季節と伝統を感じながら、皆様の無病息災とさらなる長寿を願う節目の日となりました🙌


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